今日は!コンシェルジュの太田です。
今日は、「時の雫」のお料理のお話をさせて頂きます!
私の”つぶやき”に・・少しお時間を頂ければ幸いに存じます。
【ご馳走】の語源は・・”大切なお客様をもてなす為、馬を走らせて食材を集める事”だそうです!
畑でお野菜を栽培したり・・・・
野山で山菜や木の実を収穫したり・・・・
山女や鮎・・ワカサギを釣りに出掛けたり・・(笑)
皆様にお食事を楽しんで頂く為に、料理長を筆頭に毎日全員で”東奔西走”
でも・・これが”和のオーベルジュ”の真骨頂!!
お刺身に・・・”赤いダイヤ”と称される南マグロが入荷しています!!
さっと炙って冷水で〆ると・・
甘い脂と・・香ばしさの絶妙なコントラスト!
私が驚いたのが・・お刺身のマグロとお塩の相性!
薄いピンク色をしたアンデスの岩塩が脂の甘味を引き立てきます。
本山葵、アンデスの岩塩、広島の藻塩の三種でお楽しみ頂いております。
お刺身のもう一品は・・
北海道留萌の小平町から直送される”水蛸”!
生の蛸をボイルするつもりで漁師さんと話をしていたら・・・・
「あなた達じゃぁ上手く茹でられないから、茹ででから送るよ」と・・一蹴(笑)
足(腕?)の股がうっすら赤く茹で上がった所で引き上げて、
余熱で火が通り過ぎないように扇風機で冷ますとの事(驚)
何より・・船が戻るのを待つて、港で湯を沸かして待っているのだそうです。
海水で茹でた??ほのかな塩加減に甘味が引き立つ柔らかな逸品!
懐石料理の〆のご飯は、”魚沼産のコシヒカリ”!
お食事のタイミングで一釜ごとに焚き上げます。
信楽の陶芸家の楽釜をずっと使わせて頂いておりますが・・
この釜、不思議とご飯がツヤツヤに焚きあがるスグレモノ!
新鮮な”活きアワビ”を炊き込むと・・柔らかでフワフワの蒸し上がり。
上手に・・薄っすらオコゲが出来ているかなぁ・・・?
蓋を開けて、おしゃもじで返す瞬間・・少しドキドキします(笑)
ご飯と一緒に登場するのが・・当館の名物「水炊き」のお椀!
鶏ガラを圧力釜で数時間炊いた純白のスープはコラーゲンたっぷり!!
”女子力Up”の嬉しい一品です(笑)
ナイショの話・・コクを出すため、モミジ(鶏の足)も入れて焚きます!
コリコリとした大山地鶏の食感は軟骨!
これ以上・・書くと、料理長に怒られて仕舞うので、この辺で・・(汗)。
あ・・薬味の一味唐辛子も当館の自家製です!
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実は「時の雫」では・・お蕎麦の栽培、収穫、自家製粉、蕎麦打ちも行っております!
ご宿泊頂いた皆様には・・”お凌ぎ”のお料理として
「手打ち蕎麦」を皆様に・・お楽しみ頂いております。
八ヶ岳を望む長野県「野辺山」の先、南牧村の450坪の蕎麦畑・・
冬の間は・・深い雪の下。
毎年・・七夕の7月7日を目安に種を蒔くと・・
8月中旬のお盆の頃には辺り一面が真っ白な蕎麦の花!
そう・・お蕎麦は、種蒔きから収穫までの期間が90日と短い作物なんです。
白い可憐な花には・・ミツバチや蝶が集まります。
これは・・大切な受粉作業!しっかり頼みますよ!
トラクターで耕しているのは・・・私♪♪
種蒔きから、90日後の10月の初旬・・
毎年上陸する台風にドキドキしながら、待望の収穫!
大きなコンバインで・・450坪の畑の収穫も僅か15分程で終了(驚)
収穫の様子を・・YouTubeにアップ致しました♪
2010年秋〜蕎麦畑収穫風景
収穫した蕎麦の実は・・製粉所でそば殻だけを剥いてもらうと・・
どうです!!この鮮緑のお蕎麦の実。
石臼で丁寧に・・丁寧に自家製粉
この実を・・石臼で熱を掛けないように
ゆっくり〜ゆっくり〜丁寧に挽いて・・
仕上げの「包丁」・・慎重に〜慎重に・・
お蕎麦がようやく完成致します。
石臼で粗挽きしたお蕎麦なので・・
手繰ると・・お蕎麦の香がしっかりと残っています!!
==== 嬉しいお知らせ ===
淡く・・琥珀色に・・澄んだ・・
秘伝の蕎麦汁がついに完成致しました(祝)!
昆布と塩だけではナカナカ味が纏まらず・・
悩んだ末・・完成まで二年も掛かって仕舞った超大作(笑)
・・・皆様からの評判も上々ですが・・(汗)
さて・・お味は如何でしょうか??
■ 本日のご夕食のご案内 ■
もっと・・もっと、お伝えしたいことは沢山ありますがこの辺で!
長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
こんな「時の雫」のコンセプトは【Convivialite:コンビビアリテ】
フランス語で”食卓を囲む一期一会”という意味だそう!
私達コンシェルジュが”美味しく楽しいテーブルコーディネート”をさせて頂きます!
お逢い出来る日を楽しみに・・・・・
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