Autumn square･･･ 2010･Oct．1
「時の雫」の暖炉に火が入りました・・・
暑さが和らいだかと思えば・・
急に朝晩冷え込んで、すっかり箱根は秋支度。。
色々な事象が、ゆっくりと沈殿して・・
上澄みに・・静かな時だけが・・流れてゆく錯覚
温泉が恋しい季節到来！
「時の雫」で、心のデトックス・・・・・・
Autumn breeze for･･･ 2010･Oct．3
「天高く・・・」秋晴れの今日、「お蕎麦の会」を開催させて頂きました！
凛と澄んだ秋の好日・・ダイニングの窓は全て開け放ち・・・
絶景の”Ｏｐｅｎ Ａｉｒ Ｄｉｎｎｉｎ”で・・”お蕎麦な一時”をお過ごし頂きました！
私が驚いたのは・・北海道秩父別の新蕎麦！
石臼で挽いて、打ち始めると・・ぬか漬けの茄子のような甘い香り・・
長野の安曇野産のお蕎麦は・・柿を割った時の
”つ・・・・ん”とした青臭い香り・・
土の香りがするんだぁ・・・・
岩手産の松茸が、大間産のマグロとお寿司で登場する豪華版（笑）
皆様にお楽しみ頂けましたでしょうか？？
「箱根 時の雫」第十六回お蕎麦の会Silent Autumn night･･･ 2010･Oct．5
八年ほど前に・・二台自作したうちの一台の真空管アンプ
ふくよかで・・柔らかな・・まるで身体を包み込まれる錯覚。
身の回りに、デジタルな音が溢れてる今・・・
ベルベットのように・・優しく纏わるアナログの音・・
秋の夜を・・静かに奏でる・・想い出の調べをライブラリーで・・
Harvest of Autumn･･ 2010･Oct．8
７月１０日に種を蒔いた、八ヶ岳の蕎麦畑の収穫！
天気予報と格闘の末・・・今日収穫する事に急遽決定。
抜けるような秋空の下、何か特別な想いで迎えた待望の収穫・・
今年は、作柄が遅れているので少し遅れて種蒔き・・
台風が真上を通過・・「風で倒れてないかと・・・」
初霜に中らない時期に収穫・・･･･週末は雨かぁ・・・・
大切に・・大切に育てた、お蕎麦
この畑のお蕎麦・・胡桃のような甘〜い香がするんだよなぁ・・・
自分で栽培して・・
自分で石臼で製粉して・・
自分で十割の蕎麦を打つ・・
ようやく私が見つけた・・「起承転結」
Autumn of the Art･･ 2010･Oct．20
今日は、九州の窯元で作陶に没頭・・・
早朝の便で長崎に向かい・・最終便で羽田に戻るという
すっかり恒例になってしまった・・日帰りの旅（笑）
今回もお蕎麦の猪口をロクロで沢山作って参りました！
前に制作した
蕎麦猪口は・・
お客様に差し上げて仕舞い、殆ど手元には残っておりません・・
なんとも気前がイイ？？
いやいや・・・私の蕎麦猪口を喜んで頂けるだけで幸せ！！
長崎に向かう早朝の機内でｚｚｚｚｚ。oO
ぼんやり翼を見ていると・・・・
強い日差しと、広がる雲海・・・・・
”雲上晴天なり”
なぜか心に沁みました・・・・・
Autumn's ･･･St.Amour 2010･Oct．22
St.Amour・・それは”聖なる愛”という名のワイン
今日のダイニングは、お客様の慶事のお手伝いをさせて頂きました！！
初秋の暮れ行くダイニングに灯るキャンドル・・
”幸せのお手伝い”が仕事なんて・・何だか贅沢ですね！
私達も、幸せのお裾分けを頂いて・・・・♪♪
Autumn's Jewel･･･ 2010･Oct．27
築地から大間の本マグロが到着！・・もちろん「生」！
脂身のキメ細かさはもちろんですが・・
透き通った赤身は・・まるでルビー！！
口に含むと濃厚な・・濃厚な・・・濃厚な・・・味わい。
マグロの本当の美味しさは「赤身」なんですね・・・
早速、皆様にアンンデスの岩塩で！
All things in nature･･･ 2010･Oct．28
「タン・・タン・・タン・・タン・・」大きな音で回る・・・・・
これは・・１５ｋｇ/cm2もの圧搾空気で
地下２４０ｍから温泉を”エアーリフト”するコンプレッサー。
堅牢で・・繊細で・・ちょっとした音の変化やリズムの乱れ・・
五感を研ぎ澄ませて機械と向き合う
２０年来私がメンテナンスをさせて頂いている・・
もう・・自分の子供のような存在かな・・
大きな異音がして・・今日は技術者が朝からオーバーホール
「ちゃんと治ってくれるかなぁ・・・」気掛かりで落ち着かない・・
そう・・この機械は私達の命
自然の恵みである温泉を、古人から受け継いだ英知で湯揚する
ここは・・私にとっては神聖な”神が宿る場所”
an Autumn sing･･･ 2010･Oct．31
ハロウインの今日は・・キャンドルの灯りで静かなダイニング！
モミジやケヤキも少し色づき・・今年の秋は駆け足な気配・・・
そう・・一雨ごとに秋が深まります。
バイオリンからビオラの旋律に変わったような・・・
一オクターヴ下げて・・ゆっくり重厚に・・そして静かに・・・・
”Quatre Saisons”
「身体を休めなさい」・・って
季節からのメッセージなのかも知れません！
Autumn's love-feel･･･ 2010･Nov.06
気温が急に下がって晴天の日が続くと・・・
そう・・紅葉がきれいなんです！！
艶やかに彩る紅葉・・・高い空との逆光線
凛と澄んだ空気に・・季節の移ろいを感じる瞬間です。
ぼんやりと紅葉を眺めながら・・
「木々が艶やかに彩るのは何故っ・・・・？」
”大切な人と、大切な時”を過ごしたい・・秋到来です！！
そう・・・木々も人も一緒なのかも知れません。
long･･long･･Autumnal night 2010･Nov.10
静かに・・そしてゆっくり耽けゆくのが”秋の夜長”とか・・
一日の長さなんて変わるはずがないのに・・・
喧騒を離れて・・ようやく取れた一時の僅かな休日・・
あれもこれもと・・欲張って”心のポケットは一杯”
そう・・きっと長いか短いかは自分が決めれる事。
･･and it Sillent･･ 2010･Nov.14
川の流れにそっと耳を澄ませると・・・
不均等な一つの旋律が重なる・・・そう、これが”ゆらぎ”
渓谷に響く木霊・・・・・
静かに眺めたら・・ゆっくりと深呼吸をして下さい！
そう・・これで五感の全てが揃いました。
少しだけ仕事を離れて・・心もデトックス
･･an Autumn's harvest･･･ 2010･Nov.21
八ヶ岳麓の畑で・・自分で蕎麦を栽培して収穫
そして・・石臼でゆっくり挽いて自家製粉
水と蕎麦粉だけで十割の蕎麦を打つ・・・
ようやく見つけた自分の中での起承転結
今日のお蕎麦は・・鮮緑の甘皮の色が眩しい
ウグイス色の新蕎麦らしい打ち上がり！
”たかが蕎麦”かも知れませんが
真剣に向き合えば
人の心まで動かす事が出来るんだと・・
「箱根 時の雫」第十七回お蕎麦の会
･･Autumn crossing it･･･ 2010･Nov.29
艶やかにライトアップされた木立・・
水のせせらぎに、柔らかな行灯の灯りが映る・・・”浮島”
夕暮れを待って、「時の雫」のエントランスは能舞台に・・。
艶やかに、そして静かに深まりゆくこの季節を
”秋”と一括りに済ませて仕舞うのは無理じゃないかと・・
そう、日ごと刻々と移りゆく・・３６５の季節だと
St.Cuisine･･･ 2010･Dec.1
透き通るように空気が凛と澄んで・・遠くの音が聞こえる
箱根は・・艶やかな錦秋からゆっくりと冬支度へ
街にクリスマスのイルミネーションが灯り始め・・
なんだかわくわくする・・・気持ちが一オクターブ上がる不思議な季節。
大好きな人が美味しそうに食事するのって・・
なんだか見ていても嬉しいですよね！
気が付けば、話が弾んでゆっくりと過ごすDinner・・
静かに時間と共に・・
Wonder Eden･･･ 2010･Dec.10
・・箱根の木立もすっかり冬支度
凛と張り詰めた乾いた空気に・・白い吐息
艶やかな秋から・・駆け足で過ぎてしまう
”Quatre Saisons”
短すぎるんじゃないかと・・夏も・・秋も・・
でも、それは素敵な季節だからこそ
暖かくそっと包んでくれるコートが恋しい季節・・
Cold Wintry wind･･･ 2010･Dec.12
風に吹き寄せられた・・
艶やかな錦秋を彩った落ち葉で・・
少し風流に”落ち葉焚き”
燻りながら・・ゆっくりと・・静かに・・
炎に包まれて揺れる・・
白い灰の下には・・熾火の蜃気楼。
When you wish upon･･･ 2010･Dec.14
”流れる”というより
煌いて・・スーッと”落ちてゆく”・・・・・
夜空を彩る”ふたご座流星群”
”流れ星に願い事を唱えると・・叶うとか”
そう・・心の一番上の引き出しにしまっておいて
突然流れる星に願いを込めれるならば・・
きっと叶うはず。
･･ near and the dear ones･･･ 2010･Dec.24
Cuvee･･ 2010･fin
映画のラストシーンのように
スローモーションで
時が・・年の瀬に向かって静かに流れる。
そう・・時は心のタクト
Another year over・・ and new one just begun・・・・♪
